細字の書体が弱々しく見えます
書体に関するご質問
多くの印鑑ネットショップで扱われている「印相体」は、文字線が太いので堂々とした印象を受けるかと存じます。
しかし実際には、
■少ししか彫らず、枠いっぱいに「太い文字線を残す」
■繊細は彫刻技術は不要で、彫刻所要時間も圧倒的に短い
■印影をスキャン→プリンタで所定の場所に捺印したように印刷可能
という、作り手にとって都合がよく、しかもセキュリティ面で不安が残る書体です。
(同一印鑑が無数に作れるフォント+機械彫刻であればなおさらです)
一方「細い文字線を残して」丹念に彫り込む細字書体は、高度な彫刻技術と、太字書体より長時間の繊細な彫刻作業を必要とします。
財産と権利を守る大切な印鑑には、単なるイメージではなく、より偽造されにくく「この世に1本」であるための書体を、十分にご検討の上、お選びいただければと存じます。