■各印材紹介欄の品質比較(印)について




【堅牢性】

落下・衝突などの衝撃に耐える強さを表します。

の数が多いほど堅い材質なので破損しくく、
逆に少ないほど外枠の欠損リスクが高まります。
象牙と牛角類はほぼ同等ですが、堅さという点では、
柘は他の素材に比べると、少なからず劣ります。


【耐耗性】

捺印回数を重ねたことによる印面の磨耗度合いを表します。

が多いほど磨耗しくく、少ないほど磨耗しやすいですが、
印鑑を捺印する機会が以前より少なくなった今日では、
さしてお気になさる必要はないかと思われます。


【捺印性】

印面(彫刻面)の朱油吸着度を表します。

が多いほど朱肉がよく乗り、鮮明な印影が得られます。
象牙・マンモスの朱肉の乗りはたいへん素晴らしく、
ハッキリ・クッキリ捺せます。
逆に、牛角類は若干ながら朱肉の油分をはじく傾向にあるので、
朱肉を丹念につけることが必要です。


【防虫性】

牛角類は内部に微量ながら水分を含んでおり、
ごくごくまれに虫に食われることがあります。
特に印面を食われると印影が変形する可能性もゼロではありません。
一方で象牙・マンモスや柘には虫食いは発生いたしません。


【運刀性(象牙・マンモス)】

印面に対する印刀(彫刻刀)の運用自在度を表します。
ほとんどの象牙・マンモス印材には網目状の筋が入っていますが、
特に太い筋はまれに印刀の自在で滑らかな動きを妨げることもあります。
逆に、筋のない象牙・マンモスではより精緻な彫刻が可能になります。

※太い筋の有無については下記2点の比較写真でご確認下さい。

【象牙・マンモスのグレード 比較写真】は、をご参照下さい。

【象牙・マンモスの希少度 比較写真】は、をご参照下さい。