今朝印鑑を受け取りました。
そして、たった今、初めて自分で押印してみました。
正直に申し上げますと、当初は若干の不安がありました。
頂いた印稿(JPEGファイル)を原寸大(18mm)に縮小すると、
パソコン画面のドット数の関係で繊細な曲線がつぶれてしまい、
大きな画像と比較して別物になってしまいます。
私の名前が、あの拡大した印稿どおりの字体(流印体R細字)で、
小さな18mmの空間にはたして刻まれるのだろうか、
多少線がつぶれていても仕方ないのだろう、
そんな思いを心に抱きつつ、手にする日を待ち望んでいました。
今日、その不安が危惧以外の何ものでもなかったことを確認しました。
拡大した画像そのままの繊細かつ力強い曲線が
18mmという小さな空間の中で伸び伸びと躍動しています。
このような芸術品とも呼べるであろう印鑑を所有することができた喜びは
言葉に変えられないものです。
今回、最初の実印、二つ目の実印、
そして今回美印工房様にお願いした実印、
その全てを並べて押印しました。
大学時代に最初に作った印鑑は、苗字だけの12mm、
結婚の時に作った印鑑は姓名の15mm、
そして今回の18mmの印鑑。
直径にして6mm分の成長に25年の月日がかかりました。
今まで使っていた印鑑に感謝しつつ、
これからの数10年は美印工房様の印鑑を大事に使用していく所存です。
永田 皐月先生には大変感謝しております。
いつか子供たちが大きくなった時にあらためてお願いするつもりですので、
その時も宜しくお願いいたします。
また現在、小林 董洋先生にお願いしている
会社実印・角印の出来上がりも、大変楽しみにしております。
ありがとうございました。
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